Q1. 三鷹市議会の女性議員は現職26人中の3人。アンバラスだと思いませんか?
A . 市議会だけではなく、市の幹部職員もアンバランス。
市の審議会等の委員で、一方の性が4割を下回らないようにします。
利用する市民も、そこで働く職員も楽になる、助かる政策を考えていきたい。それには当事者の声や視点は不可欠です。社会の一番大きな区別は性別…。性別は関係ないといわれる時代でもありますが、それでも私達は性別によって考え方や発想が異なることが多いのも事実です。さまざまな現場には、多くの女性が関わっています。女性が関わる問題は、やはり女性の視点と経験を反映させたい。そのためには女性市議会議員が3人、では足りないと思います。同時に、市の管理職職員の女性の比率を上げるにはどうしたらよいかを考えていきたい。
まずは、市の審議会等の委員を比率を変えることからはじめてましょう。
バランスは男女比だけが大事なのではありません。年齢、経験等、様々な立場の声を反映させるには、施策の検討段階から、当事者の声を反映できるしくみが大事です。
福祉や育児、教育現場などから、現場の声が届いています。施策が現実的ではない、実際に、機能していない、使えないシステムだ、などなど…。施策とは、その現場に関わっている当事者にポジティブ・フィードバックをもらって初めて成功しているといえます。当事者の声をくみ上げ、反映できる仕組みや、その後の現場からの評価・チェック機能などを制度的に整え、当事者のための施策が実行されるようにしていく必要があると考えます。