2019.6.14,17 総務委員会付託 工事契約議案3件

議案第9号 中仙川雨水貯留施設整備工事請負契約の締結について
議案第10号三鷹市東部水再生センター監視制御設備等更新工事(第3期)請負契約の締結について
議案第11号三鷹市立第1中学校長寿命化改修Ⅱ期工事請負契約の締結について
中仙川雨水貯留施設は、入札価格が予定上限価格を超えていたため不調。入札事業者のうち最低価格をつけた事業者に減額交渉をして随意契約。
東部水再生センターで応札したのは1社のみ。実は第1期第2期の設備更新工事を請け負ってきた事業者。他の事業者は入札すらしない状況であった。
第一中学校の長寿命化第2期工事も、第1期を受託した事業者が重ねて落札。
勝手がわかっているから効率がいいという議論もあるが、競争性、公明性、公平性が保たれているか、質疑しきれないもどかしさが残る。

議案3件について関連があるので一括して討論
入札制度の適切な運用については、かねてから指摘しているとおりである。
今回は、1期、2期と年度に分かれた工事において同じ事業者が落札する状況が東部水再生センターや第1中学校長寿命化工事で見られた。落札比率も高く、競争性、公平性が担保されているのか、質疑しても「適切におこなわれた」との答弁のみで、根拠が示されず疑念が残る。
一方で、補助金等財源確保に努力し、東京都や会計検査院等の検査に耐える積算をしているとの答弁もある。現場での国や都、調布市などの連携により財源確保をしていることは評価する。
入札制度の公明性等の問題点は指摘しつつ、契約3件については賛成する。