■ 10/18 東京外環トンネル工事真上の道路・住宅地で5✕6✕5m
■ 11/21 地下5mに幅4m長さ30m高さ3mの空洞発見!
場所は調布市東つつじヶ丘。京王線から南へ500m程の入間川沿い。陥没は道路から住宅の下1.5mほど潜り込んでいた。朝、道路の窪みはじめ、その後亀裂が入り、陥没。
外環トンネルを掘削しているシールドマシンが1か月前に通過した真上だった。シールドマシンが近づいていた8月上旬から、地域住民は種々の振動に悩まされ、壁のひび、タイルの剥落、ドアのゆがみ等の被害も発生していた。
実は、掘削中に不具合が発生していて、カッターを停止・空回しするなどしていたという。
11/2には、陥没地点から10m北側のトンネル直上の地点でボーリング調査をしていたところ、空洞を発見。3日にレーザー調査等で大きさ・形状等を測定してから、4日に関係各所に連絡。
11/6,7日にNXCO東日本は住民説明会を開催。しかし、チラシ配布地域以外の住民は入場禁止。マスコミも排除。個人情報などはない説明会で秘密にする理由はなく、不要な規制でしかない。被害地域住民はマスコミから録音機を預かり、妨害にもめげずネットで中継配信し、終了後には取材に応ずるなど情報の公開に努めていた。
★10/28 外環トンネル工事差止仮処分申請の原告・弁護団による抗議声明の記者会見開催。
★10/21 野村起案の外環沿線自治体議員有志56名による原因究明要望書提出。
国交省(大河原雅子議員仲介) 。及びNEXCO東日本本社で手渡し。
★10/23 外環ネット・野川べりの会主催、国交省緊急申入れ院内集会。野村司会。被害住民の切実な訴えは、国交省に届かず、事前に渡した質問にまともな回答はない。
■10/21までに、三鷹市はじめ東京外環沿線7区市は、国交省等事業者にあて陥没事故に対する要望書を提出。調布市議会は連名、杉並区議会は議長名で別途提出。
三鷹市議会も提出をと議長に提案したが退けられた。また、外環特別委員会の開会も、委員長に提案したが却下。三鷹市域ではないからと言う。
しかし、シールドマシンはあと1,2か月で三鷹市域に掘進してくるところだった。中原地域も牟礼・井の頭地域も、地盤は調布市と同様、取り込みやすい砂層に礫層が複雑に重なる地層で、崖線や川なども存在しており決して他人事ではない。
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