ニュース no.111 (2018.7.7)

今月のニュース  目次

○やっぱりおかしい、三鷹市の情報提供?!
○議員提案意見書
○審議会等報酬分を寄付
○いのちが大事市民の声を聞くつどい
○外環東名ジャンクション工事現場の野川にあぶく発生!
○市庁舎・議場棟等建替え検討委員会

■2018年6月議会(6/8~29)

やっぱりおかしい、三鷹市の情報提供?!

◆東西多世代交流センター(じどうかん)のリニューアル工事、基本プラン変更の説明なし!

昨年春策定した利用者と現場職員の声を反映した基本プランは、厚生委員会にも報告されていた。新しい事業展開を見据えたプランだと受け止めた。
ところが、6月議会提案の契約議案の工事には、このプランが反映されていない。オープンスペースも調理設備の新設もない。さらに西は、エレベーターではなく階段昇降機で、屋上防水もしない。かろうじて防音室補強が残った。が、この変更の説明が、厚生委員会にも市民にも一切ない!
プランから設計段階での変更の理由は、壁を抜くと耐震が不足する、予算の枠内で、優先順位を付け、先送りにせざるを得ない、と答弁。

説明しない理由になっていない!

実は3月の当初予算も、変更後の実施設計で組んでいる。その時点で報告すべき。1月の利用者説明会でも、基本プランの変更説明はなかった。
さらに問題なのは、空調設備を更新し不要となっ古い大きな室外機を、西児童館の屋上から撤去しないこと。そのため屋上防水工事もしない。予算がないから!?壁1枚抜いても耐震が持たない建物に、重くて錆びついた機械を載せたまま?屋上を、子どもたちの遊び場にしたいというプランも潰えてしまった。この機会に撤去し防水工事した方が、長い目で見てよっぽど経済的。今からでも設計をやり直すべきと主張し、東西の工事契約議案に反対した。

★担当の厚生委員会は蚊帳の外?
プランから設計が変更されたことは、他の議員も知らなかった模様。厚生委員会の情報提供で内容説明を受けて、大幅変更に唖然としていた(-_-;)

◆市長の東京都宛「都市計画道路の要望書」は、なぜか「情報提供」??

*「情報提供」とは、委員会の最後に傍聴者退出後、議事録をとらずに行政から報告を受けること。個人情報や相手方がある交渉に関わることや、三鷹市が主体ではなく責任ある答弁をする立場にない場合などに行われる。
「情報提供」された内容は、質疑も含めオープンにしないことを求められていると受け止めてきた。
ただし、担当ではない委員会の事柄を報告する場合も情報提供。その場合は質疑公開可と捉える。

今回の「都市計画道路の要望書」は、担当のまちづくり環境委員会で「情報提供」された。ところが、この内容はすでに市のHPにアップされている。秘匿すべきものではない。わざわざ議事録をとらずに「情報提供」とした理由は、要望の内容が変わっていないからと答弁。これも理由になっていない!同じ要望書を出した、からこそ新しく報告すべき。市民は、市が変わらず都に要望し続けており、進捗がないこと、などを情報として受け止める。
外環特別委員会では所管外の事項として「情報提供」されたため、内容確認の後、公開可能なことを質疑で確認した。

◆外環特別委員会で、国公表の資料を省略

今まで開催されるたびに添付された「外環道事業連絡調整会議」の資料を省略。これも理由不明。

◆市税条例等の一部を改正する条例

法改正で、地方自治体の財源である固定資産税の減免を、国が勝手に決めた。自治体は中小企業への補助金の要件になるためやらざるを得ない。法に基づき計画策定し条例改正すべきところ、先に条例改正すると答弁で説明。提案時に説明すべき!

(‥続きは以下の「ニュース」(PDFファイル)に掲載)


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