ニュース no.101 (2017.7.4)

今月のニュース  目次

○ 東京都議会議員選挙が終わって
○ 6月議会(2017年第2回定例会)
 ・市庁舎・議場棟等建替え検討委員会
 ・空き家等対策協議会条例
 ・農業委員会の委員の任命
 ・一般会計補正予算(第1号)
 ・大沢グラウンド夜間照明設備工事
 ・旧社会教育会館解体工事
○ 外環特別委員会
○ 議員提案意見書
 ・野村提案「刑法性犯罪改正のさらなる改正を求める意見書」全員賛成で可決
 ・「四小学童の新設と紫子ども広場へのランドセル来館を求める陳情」
○ 議員報酬20取り分を寄付
○ 三鷹市立特別養護老人ホームどんぐり山
○ 6/25(日)「エコマルシェ」開催

(2017.7.4)

東京都議会議員選挙が終わって

メディアの前宣伝の通りに、小池百合子都知事率いる都民ファーストの会が圧勝した。
推薦を受けて当選した無所属の6人を追加公認し、合計55人となった。
3日、小池都知事は都民ファーストの会の代表を辞任。結局、代表就任は選挙の看板になるためだったといえる。小池氏は自民党に離党届を出したが、実は自民党では幹事長預かりのまま、実際には離党扱いになっていなかった。それもこれも選挙戦略だったのだと思う。
今回の都民ファーストの当選者の半分近くが全くの新人。しかも地元で活動も暮らしもしていない議員が多く誕生した。住民とつながる回路を持たない議員がどのような仕事をするのだろうか?都の施策は都民の暮らしに直結するものが多い。「賢い支出」というが、国家戦略特区のようなグローバル企業に利する政策のみが推進され、福祉削減、管理強化、企業優遇の規制緩和が進むのではないかと危惧している。今後、小池氏は区市町村長や議員選挙にも候補者を擁立するという。大勢の「希望の塾」合格者に対する受け皿が必要なのだろう。しかし、ほんとうにそこで暮らす住民の声に寄りそう政治ができるのだろうか。三鷹の新人の今後の地元での動きも含めチェックしていきたい。
一方で、女性議員は36人(28.6%)に増えた。都民ファーストの会が17人で、若い新人が多い。どのような変化がでるのかどうか、こちらもしっかり見極めていく必要がある。

6月議会(2017年第2回定例会)

◆市庁舎・議場棟等建替え検討特別委員会が、ようやく設置された。投票の結果、委員長に粕谷稔議員、副委員長は野村となった。第1回目の委員会は7月13日に開会される予定。重要な問題を扱う委員会、しっかりやりたい。

◆ 空き家等対策協議会条例
本会議4日目、委員会付託に際して質疑を行い、公平性専門性を担保する等の丁寧な市長答弁があった。最終日の採決では、第3者機関として、個人の人権尊重する慎重な審議を求める賛成討論を行う。

◆農業委員会の委員の任命
即決議案の20本の議案に一括で伊沢議員が質疑。その後、農業委員の市長任命制度に反対する立場から、賛否の判断はできないとして退席。

◆一般会計補正予算(第1号)

○児童遊園を約1億2千万円で購入。
そのため、新たに1億5百万円借金。
従来は土地開発公社で取得し、補助金活用するなどで分割して買い戻していた。しかし、既存の公園用地(借地)購入は、公有地の拡大の推進に関する法律にそぐわないと総務省から指摘された!(新規に更地を買うことはできる)三鷹市の公有地取得のあり方を根本から変える問題を質疑。「今後は有効活用の指針を作るなど計画的に進められるよう検討」すると答弁。今後を注視する。

◆大沢グラウンド夜間照明設備の工事契約。野川グラウンドが調整池工事で使えない窮状を訴え、懸案の国立天文台からの承諾を得た。

◆旧社会教育会館解体工事。売却を前提に樹木も伐採し更地にする。今後の教室不足対策等が必要と売却に反対し、解体工事にも反対。

(‥続きは以下の「ニュース」(PDFファイル)に掲載)


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