ニュース no.110 (2018.6.19)

今月のニュース  目次

○東京外環緊急避難計画策定の過程で見えた三鷹市の文書の扱いはおかしい!
○樹木剪定は、樹種特有の樹形管理を。
○自転車駐輪場、統廃合と料金体系見直し?
○東京外環中央JCT工事現場の現状

■2018年6月議会(6/8~29)

◆野村の一般質問

○東京外環緊急避難計画策定の過程で見えた三鷹市の文書の扱いはおかしい!

国交省外環国道事務所とNEXCO東日本・中日本は、緊急避難計画策定のため、練馬区以外の沿線6区市の担当者へのヒアリングを繰り返した。その際の資料等を情報公開請求したところ、三鷹市は不存在と回答したという。

えっ?!課長が出かけて他機関と打ち
合わせしたのに、報告は残っていない?

市民が、6区市に同様の情報公開請求をしたところ、武蔵野市は日時以外は黒塗りで、杉並区は武蔵野市と同じ書式で氏名のみ黒塗り(役職は明示)で公開。調布市、狛江市、世田谷区は、同内容だが独自に作成した「メモ」を公開。

★三鷹市だけが不存在!なぜ?

→*都市整備部広域まちづくり等担当部長;議事録をとっているものではなく、口頭で報告している。

野村:部内で報告しているならメモがあるはず。6回事業者が来訪し、2回沿線区市が集まってのヒアリングがあり、議題の具体的内容についても答弁があった。メモがあるからではないのか?

→*広域担当部長:記憶と、自分自身のメモによる。

野村;共有されたメモは、公文書として情報公開の対象。議事録がない、資料は返却した等で公開できる文書がないとするのは、仕事の仕方としてもおかしいし、市民への情報公開のあり方としておかしい。

○樹木剪定は、樹種特有の樹形管理を。

野村;公園、街路樹の樹木、電信柱のように強剪定される樹木を目にする。幹から枝葉を伸ばし、本来の樹形がわからなくなっている樹木も目につく。樹勢が衰え伐採されてしまう場合もある。横浜市では、「生き生き街路樹」事業として、本来の樹形になるよう剪定作業を進めている。樹木が生き生きする管理計画を、と質問。

→*市長;標識が見えない当交通安全の観点、落ち葉等への近隣住民の声があるが、樹形管理等の維持管理計画を検討したい。

野村;落ち葉対策には、近隣を巻き込んだ落ち葉掃き隊などで、対応することを提案。

→*市長;市だけではなく、NPOやボランティアなどと連携・協働して、解決を図っていく。

○自転車駐輪場、統廃合と料金体系見直し?

野村;三鷹駅前は、定期利用も一時利用も90%以上の利用率。特に一時利用ができない時間帯があり、困っている市民がいる。今後の整備のあり方は?

→*都市整備部長;一時利用に長時間止めている人がいる。再配置と料金体系の変更を検討する。

野村;週数回出勤する非正規職員などの市民が不利にならないよう、検討すべき。

○東京外環中央JCT工事現場の現状

*広域まちづくり等担当部長;東京外環道中央JCT工事は、幅(東西)85~150m、延べ550m(南北)、深さ15~30m掘る予定!100万立米掘り出す予定の土砂のうち、40万立米(10tダンプ7万台分)を、横浜、千葉、栃木の工事現場に搬出。すでに1年以上かかっており、今後も同程度の期間がかかる。
振動は、重機が動くことによって発生しているので、急発進等しないことなどを事業者に要望していく。

*市長;緊急避難計画は、トンネル施工等検討委員会の「安全・安心確保の考え方」を踏まえ要請継続。

(‥続きは以下の「ニュース」(PDFファイル)に掲載)


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