(2017.11.7)
2017衆院選後のこれから・・
臨時国会が11月1日に開会。会派構成は。自民党283人,立憲民主党(山尾志桜里含)54人、希望の党(前原誠司含)51人、公明党29人。無所属の会(元民進)13人、共産党12人、自由党2人、社民党2人。会派なしの無所属は8人。このような会派構成でどのような国会運営がなされるのかが注目ですが、早速与党から、野党の質問時間を削るという話が出てきています。そもそも、自民党が野党の時に野党の割合を増やさせたのに、です。今までは、国会での論戦もありましたが、これからは、重要案件のみならずほとんどの法案が議論されないまま採決されていくような、修正や付帯決議すら付けられないような独裁状況になっていくのではないかと危惧します。
小熊英二氏は、「右3(自公維)、左2(民共他)、中道5(無党派)」という説をデータで裏付けし、2009年の民主党躍進は、投票率が上がり無党派=棄権層が民進に投票、2割上積みしたためと分析しました。今回の衆院選投票率は53.68%、戦後2番目の低さです。台風が来なかったら、投票率はどうなったでしょうか。あと1割が立憲民主党に上積みされたら、小選挙区の当落は違っていたかもしれません。
一方での希望は、11/3の安部9条改憲NO!国会包囲行動に4万人もの人が集まったことです。誰もあきらめていない。そのことがとても大事だと思います。
今後は、立憲民主党を中心に、新たな政治の枠組みを創り始めること。メディアが報道しない中で、どう伝え広めるかが鍵だと思います。
◆22区で、野村は山花郁夫候補を応援。
選挙区では落選するも、惜敗率82.4%(三鷹は94%)で比例当選。今後も市民との連携を求める。
■10/17議員集中研修1庁舎建替はまちと未来を見通して:
講師寺沢弘樹氏。
まちづくり総合研究所庁舎建替研究会報告書を元に、総務省基準の面積でいいのか?との疑問をまずは呈された。庁舎のみならず、まちのあり方、これからの行政の方向性、そして職員の働き方等を未来を見通し検討すべき。民間との関係性の中で、今までの行政のやり方を変える必要があると指摘された。いろいろな意味で刺激的な内容だった。まずは焦らず、様々な議論を公開していくことが必要ではないかと思う。残念なのは、行政側の聴講者がごくわずかだったこと。この研修内容をどう実際の庁舎建替えの議論に反映させていくのか、議会の姿勢が問われている。
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