■2018年3月議会(第1回定例会)
◆庁舎等建替え事業を推進する姿勢は問題!
○まちづくりディスカッション、専門家ワークショップなど、次々と実施。本年中に建替え基本構想を確定する予定と説明。基本計画を策定する際に、コミセンごとのまちづくり懇談会を実施し、パブコメも実施するというが、建替えの外枠を勝手に市が決定する。もっと市民の理解・納得を得る努力をすべき。
◆市民センター立体駐車場建設契約に反対
福祉会館跡地と第一体育館跡地半分を使って2階建て3層の立体駐車場を3.5億円で建設。入札は不調で最終的には随意契約。資材や労賃が高騰している中、延期を主張。庁舎建替え構想にも柔軟性を持たせられるとしたが、検討した上で計画通り実施すると答弁。
◆どんぐり山(特別養護老人ホーム・高齢者サービスセンター)廃止に反対
○三鷹の公的施設であり、高齢者が増える時期に市立特養は必要。三鷹市社会福祉事業団が担うべきと主張。職員処遇が違いすぎるため困難と副市長。新特養に、現職員が移ることを前提にしているが、処遇が違う状況は同じで矛盾。
○調布基地跡地に重度障がい者通所施設を建設するが、障害者支援制度給付金ではまかなえないので3市で運営費を負担。ならば特養も同じで矛盾。
○受け皿ができる前に廃止方針を決定し、条例改正前に利用受付中止するのは条例違反。
◆2018年度予算は、下水道特別会計以外の、一般会計他4件に反対。
◆一般質問
「市民の権利を守るまちづくり」
★香料による新たな公害「香害」について
「香り」ブームの中、香料入りの柔軟仕上げ剤や消臭除菌スプレーなどによって、深刻な健康被害を受ける人が急増している。「香害」の現状確認と広報啓発・自粛要請をすべき。
市長⇒被害相談等はない。国・都の動向を注視。保育園の啓発ポスターを検討。
教育長⇒相談はない。対応を検討。
子ども政策部長⇒園長会で情報提供。
生活環境部担当部長⇒消費者団体と連携し模索。
様々な被害の訴えを実際に聞いているだけに、「香害」の実態を確認せず、現状を変えようとしない答弁は残念。
★外環都市計画法上の制限と緊急避難計画
○現在、外環線上には、先買い権と建築制限がかかる。工事終了後も建築制限が残る。市独自に都市計画の手続きをして制限を外せないか。
都市整備部担当部長⇒建築制限の確認は事業者に意見紹介するため3週間かかる。大深度は地権者に影響を与えない。都が決定した都市計画で国の事業なので、丁寧な対応を求める。
○シールドマシンの位置情報などが不十分。緊急避難計画はいつできるのか
市長⇒本掘進前で進んでいない。初期掘進中に緊急避難計画は公表されると認識している。
外環大深度部分には建築制限が外環がある限り掛かり続けるのに、影響がないと言い切るのは無理がある。
◆外環特別委員会
昨年11月に地元町会役員30人が工事現場見学を実施。2月にはは北野小5年生90人が見学と報告。普通の市民にも一般公開せよと改めて要望。
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