ニュース no.169 (2024.7.9)

今月のニュース  目次

6月議会(第2回定例会)
■一般質問6/7
 ◆「香害」環境過敏症の実態調査と予防・防止対策
 ◆三鷹駅南口中央通り東地区再開発
 ◆外環道中央JCT工事
■調布・天文台特別委員会
■総務委員会6/17,18
 ◆補正予算反対
★都知事選挙報告
▼6/6 三鷹市議会女性議員の会。
5 / 2 3 みたか発電総会&交流会。
★6/2 全国フェミニスト議員連盟総会・シンポジウム。
★6/16 三鷹の水って大丈夫なの?
★6/22 「どうする?私たちの人権条例最終回
★7/7 ジャーナリスト玉本英子さんに聞く「ウクライナ・戦火の市民を~」
★7/8 ヤングケアラー政策勉強会

6月議会(第2回定例会)

■一般質問6/7

◆「香害」環境過敏症の実態調査と予防・防止対策
柔軟・芳香・消臭・抗菌・制汗剤等に含まれる合成化学物質、特にマイクロカプセルによりアレルギー反応を発症する環境過敏症が増えている。学校と保育園・学童保育所での実態調査、子どものいる環境での化学物質調査、そして予防・防止のための理解促進とマイクロカプセル入製品の使用抑制等を求める。

⇒教育長:保健調査で実態把握している。ポスター等で啓発している。給食白衣は持参を認める。
⇒子ども政策部長:健康・アレルギー相談で状況を把握している。職員研修等を検討する。

◆三鷹駅南口中央通り東地区再開発
URが賃貸住宅を先行して建築する。周辺環境への影響と、今後の再開発への影響を確認する。

⇒第三副市長:事業者にはまちづくり条例の環境配慮基準に基づいて指導している。子どもの森プランの沿っての事業なので再開発計画への影響は特にない。公共施設のあり方等は現在検討中。

◆外環道中央JCT工事
シールドマシンによる振動・騒音・低周波音について市独自で調査すべきであり、事業者の住民監視行為は人権侵害であり、中止をを求めるべきである。

⇒第三副市長:測定は事業者に求める。礼節を欠いた行為は再発防止と誠意ある対応を求めた。

■調布・天文台特別委員会
6/21傍聴
「天文台土地利用基本構想」を確定。
カラフルな冊子だが、羽沢・大沢台小2校の統廃合であるとの記述がない。「義務教育学校」の記述がかろうじてあるだけで、新たな制度に則った学校建設であることが明示されていない。複合施設による施設面積や機能縮小についての言及もない。めくらまし、真実を見せないようにしているとしか言いようがない。

■総務委員会6/17,18

◆補正予算反対
・男性へのHPVワクチン接種と小児インフルエンザワクチン接種の自己負担分公費助成に反対。
・コロナワクチン健康被害救済制度の拠出(国補助)は必要だが、被害者全てが申請できていない現状への対応を求める。
・新エネ省エネ助成金の追加には賛成で、今後も縮小せずに実施することを求める。

◆マイナンバー利用法改正に伴う条例改正の専決処分反対。昨年の法改正に伴う改正であり、3月議会で対応可能のはずが、専決処分となったのは市の判断の誤りによる。利用可能範囲を拡大するマイナンバー利用法改正そのものにも反対。

◆井口グラウンド整備工事請負契約反対。南側半分に医療機関を誘致してグラウンドを半減させる。人工芝はPFASとマイクロプラスチックの環境汚染になる。グラウンド整備のため樹木も伐採される。

◆フリーアドレス制に係る備品購入契約反対。安心できる職場環境、市民サービス向上にはならない。

★都知事選挙報告

今回、野村は蓮舫さんを応援、残念な結果に!

得票数(得票率)/三鷹市得票数(得票率)
小池百合子2,918,015(42.8)/39,009(39.2)
石丸伸二1,658,363(24.3)/25,695(25.8)
蓮舫1,283,262(18.8)/21,794(21.9)

投票率東京都60.62%/三鷹市64.11%ここまで票が取れないとは思っていませんでした。以下、FBへの蓮舫さんのコメントをシェアしての野村の投稿です

~~~~ 2024.7.8
#蓮舫さんありがとう
都知事選挙、とっても残念な結果でした。
一人街宣などで動いた市民の皆さん、お疲れ様でした。
投票率60%という数字は、動いた一人ひとりの結果ではないでしょうか。
でも、それが蓮舫票につながらなかったんですよね、残念ながら。
利権を手放すまいとする力がどれだけ強大か、そして見栄えのする方向へと流れる時代の空気を改めて感じています。
再開発事業で、緑や古くからのコミュニティが壊される動きが加速するでしょう。そんな中、人と緑をどう守るか。バラマキ福祉を本当に必要な支援にどうつなげていくのか。人の暮らしを守り、緑を守る日々の闘いは、より困難を増すだろうけど、あきらめることなんかできません。
一人ひとりとつながりつつ、できることをできるところから紡ぎ続けていく。それが日々の政治の営みだと改めて思っています。

一方で、選挙戦略での立憲優先、いわゆる組織選挙優先で、市民軽視(市民お手製ののぼりやプラカードなどは出すなとか)は、立憲の選対本部に反省してほしいですね。そういう排除的発想が、結局支持の広がりを出せなかった要因の一つでもあるのではないでしょうか。
組織選挙なら連合やれいわといった組織を説得しきれなかった、あるいはステルス支援を交渉するなどの努力をどれだけできていたのか、表には全く動きが見えないことも広がりを欠いた要因の一つではないでしょうか。キャッチコピーや公約の文言はかたいもので、わくわく感が少なかったですね。多様性や柔軟性に欠いた選挙戦略は通用しないことを改めて、立憲選対に認識してほしいです。
選挙は難しいものだと、改めて感じています。
最後に蓮舫応援で共に動いた皆さんに感謝します。
これからも様々な場面で共に活動していきましょう。

 

▼6/6 三鷹市議会女性議員の会。
不登校対応の適応支援教室「A – ro om」視察。

5 / 2 3 みたか発電総会&交流会。
ベランダ発電について改めて学ぶ。店のベランダ発電を日常から活用しようと思う。

★6/2 全国フェミニスト議員連盟総会・シンポジウム。
国立女性教育会館のこれまでとこれからを考える充実した会でした。

★6/16 三鷹の水って大丈夫なの?
PFASと健康リスク=多摩地域での血液検査からみえてきたもの。杉井吉彦医師の話。

★6/22 「どうする?私たちの人権条例最終回
がっかり報告会~パブコメ・陳情の顛末~でもこれじゃあ終われない!」。師岡康子弁護士からの解説。

★7/7 ジャーナリスト玉本英子さんに聞く「ウクライナ・戦火の市民を見つめて~女性と子どもたちの現状」。
夜は砲弾が飛んでくる街で続く日常。ダンスをすることで、戦争に負けまいとする若い女性たち。子どもたちに笑顔を確保しようとする教師たちが心に残った。

★7/8 ヤングケアラー政策勉強会
小林鮎奈さん(ヤングケアラー協会事務局)、藤木和子弁護士(シブコトきょうだいの会)の二人の当事者からお話を伺う。主催も当事者の白崎朝子さん。

(‥続きは以下の「ニュース」(PDFファイル)に掲載)


○これらのニュースはこちらからもご覧いただけます。
【NEWS:PDF版ダウンロード】
240709-News-no169.pdf

○日々の活動は、twitterにて発信しています。
↓以下のtwilogはブログ形式で、どなたでもご覧いただけます。
twilog logo.png野村羊子http://twilog.org/hitujinomura