ニュース no.173 (2025.1.1)

今月のニュース  目次

2025年いのちと暮らしが大事!と、改めて声をあげよう
■12月議会一般質問 12/2
1)指定地域活動協力団体と住民協議会
2) 雨庭・グリーンインフラの導入
3)東京外環中央JCT工事連続32回目
◆職員月額給与
■総務委員会 12/9~10
◆補正予算(第5号)
◆組織改正条例
◆三鷹ネットワーク大学指定管理者の指定
■厚生委員会 12/10
■文教委員会 12/11傍聴
■駅前再開発特別委員会 12/16
□ふじみ衛生組合議会・理事者合同視察
★<地域主権とコモン>の波を全国の 11/3。
★世界で初めてできた女性シェルター11/16。
★共同親権?!子どもの権利・相談救済・親の責務11/20。
■調布・天文台特別委員会 12/13傍聴
◆野村提案の「ゲノム編集表示の義務化を求める意見書」
◆石井提案の「最後のセーフティーネットとなるよう生活保護制度の見直しを求める意見書」
その他

2025年いのちと暮らしが大事!と、改めて声をあげよう

戦争も気候危機も先行き不透明なまま年が明けました。天災は人災によってより過酷化し、扇動的な言葉につられる政治の状況をみるにつけ、人の有り様と、コミュニケーション、関わり方が問われているのだと改めて思います。

2025年度政府予算案で、配偶者控除の額が引き上げられる模様です。しかし、壁は、100万から201万の間に6つもあるのが実態。人によって恩恵はまちまちです。配偶者控除を温存することは、パート主婦=無償の家事労働・ケアワーカーを含み資産として確保する日本型福祉の現状維持に他なりません。保育や介護のため離職する人、介護終了後に生きるすべがなく路頭に迷う人などが生まれ、将来にツケを先延ばしにしていることを、政治家たちはわかっていないのでしょう。

配偶者控除を廃止し、働く人全てが個人で基礎控除と納税、社会保険加入。高額所得者には累進課税できっちり税負担。一方で保育や介護等、ケアワーカーの処遇改善をして社会でケアを担う体制を構築する。予算は必要経費として国が責任を持って財源確保(税の再配分機能)。単なる額の問題ではなく、社会保障・保険料と納税額の問題としてきちんと捉え返した議論が必要です。
大きな曲がり角にある今の日本で、世界で、すべてのいのちと、生きる権利を尊重する暮らしを求めて、いっしょに声をあげ、できることをして行きたいと思います。 野村羊子

■12月議会一般質問 12/2

1)指定地域活動協力団体と住民協議会
地方自治法改正で新設された制度。市長が指定する地域団体が、非公募で特権を得られる。住民協議会があるから、導入の予定はないとの答弁。
2)雨庭・グリーンインフラの導入
公園・公共施設のモデル事業だけではなく、住宅等の民有地に雨庭導入促進が必要。グリーンインフラは多様な機能があるので積極的にと促す。改定中の計画に位置づけると答弁。
3)東京外環中央JCT工事連続32回目
外環以外でも事故・故障が多発するシールドマシン。情報を得ることと、再発防止策の見直しを求める。事業者に要請していくとの答弁。

◆職員月額給与2.59%増額、ボーナス0.2か月分引上げ条例に賛成。市長・副市長・教育長と議員のボーナス0.2ヶ月引上げ条例に反対。く。

■総務委員会  12/9~10
◆補正予算(第5号)
生活保護費の増額、学校給食無償化の都補助金増額、宮下橋工事の延期等の必要性は認めるが、非正規職員の処遇改善が不十分であり、井口グラウンド関連の児童遊園の工事や、戸籍の振り仮名追記事業は問題があり、反対
◆組織改正条例
防災安全部を新設は不要。学童保育と地域子どもクラブは子ども政策部から教育委員会へ移管は、福祉の観点から問題として、反対
◆三鷹ネットワーク大学指定管理者の指定
副理事が副市長という双方代理状態であること。まちづくり総合研究所での政策形成過程が市民に見えない状態になっていることなどから、反対
◆陳情「羽沢小学校及び大沢コミュニティ・センターを風水害時の指定緊急避難場所として早期に指定すべきである」について、現在、大沢4、5丁目に緊急避難場所がないことは問題として、賛成
本会議にて賛成少数で否決。

■厚生委員会  12/15
学童保育育成料を5000円から6000円へ値上げに反対
◆新設の一小学童保育所Cの(株)日本保育サービスへの指定管理の指定に、反対。
◆民間委託で運営する4つの市立保育園を、そのまま土地建物を無償貸与し、設備備品も全て無償譲渡して、民間保育園とする。運営費の市の負担が軽減するとするが、公私連携といって、実態を見せない民間移管に、反対

■文教委員会 12/11傍聴
◆井口特設グラウンドの北側のみをスポーツ施設条例に位置づけ、利用料を有料化することに、反対。
◆井口グラウンドの管理運営をスポーツと文化財団に指定管理することは、再委託先が不明になる問題もあり、反対。

■駅前再開発特別委員会 12/16
新たに中央通りから見た高さのイメージ図が示された。現在の駅前の住宅より高い住居棟。北側は高さを抑えた公共施設棟。タワーは作らないといった市長の説明はどうなるのか?工事費用の高騰もあり、再開発計画の見直しが迫られている。三鷹でも慎重な検討が必要。

□ふじみ衛生組合議会・理事者合同視察
10/30~11/1。長崎県佐世保市と熊本県八代市のごみ処理施設を視察。

<地域主権とコモン>の波を全国の 11/3。小田原市で開催されたローカルイニシアティブネットワーク(LIN-Net)の集会に参加。集会後の仲間たち都の語らいも参考になるところが多かった。
世界で初めてできた女性シェルター 11/16。国立女性教育会館を機能強化で存続を求める会主催。縮減予定だが、女性のためのリソースは必要。
共同親権?! 子どもの権利・相談救済・親の責務 11/20。全国フェミニスト議員連盟国際フォーラム。デンマークの実践例を学びました。

調布・天文台特別委員会 12/13傍聴
◆陳情「羽沢小高台移転により高まる登下校時の水害リスク」への対策について 賛成。本会議にて賛成少数で否決。
◆野村提案の「ゲノム編集表示の義務化を求める意見書」は14:11で可決。賛成はきらり、共産、立憲、都ファ、維新、参政党。
◆石井提案の「最後のセーフティーネットとなるよう生活保護制度の見直しを求める意見書」は、賛成がきらり、共産、立憲、維新の11:14で否決。

三鷹市立地適正化計画説明会 10/16~28開催の全12回に参加。再開発への補助金目当ての計画でしかないが、注視する必要あり。
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エコマルシェ 11/10。中央通りでみたか発電主催のエコ・SDGsで活動する団体が出店するマルシェ。スタッフとして参加。
さよなら戦争、さよなら原発、みたか・むさしのウォーク11/17 ゼロノミクマと歩きました。ゴール地点で紙芝居「おじいさんができること」を読みました。

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