ニュース no.123 (2019.10.4)

今月のニュース  目次

■三鷹らしさを守りたい!
三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業
「子どもの森」イメージコンセプトに×
◆ 2 0 1 8年度決算
◆ 総務委員会
◆ 野村提案
● 9 / 8 『真実は隠せない~ 有罪判決を求める東電刑事裁判判決直前大集会』参加。
●チラシポスティング裁判控訴審

■ 三鷹らしさを守りたい!

三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業
「子どもの森」イメージコンセプトに×

理由①落ち着いた暮らしを大切にし、持続可能なまちをめざす三鷹に、超高層タワーマンションはもうこれ以上いりません。
タワーマンションは、もはや時代遅れです。2020年以降は供給過剰になります。さらに、湾岸地域では築後20年の大規模修繕が困難で、資産価値が下落、売却できない事例が出始めています。
そもそも超高層マンションは、子育てには不向きだと言われます。周辺のマンションの高さに合わせ、環境に配慮した三鷹らしい町並みを維持すべきです。

理由②三鷹市の補助金負担が数十億円になる可能性があります。第1種市街地再開発事業(高度利用地区)は、国1/3、都1/6、市1/6の補助で、開発業者が儲ける仕組です。
同じ税金をかけるなら、リターンのない補助金より、広場用地を購入し自前で整備する方が、将来の状況変化にも対応可能です。

理由③再開発地域の周辺への広がりがありません。「交差点付近に低層の建物を配置し壁面・屋上緑化で森を表現。広場は建物の内側に配置。商業施設は地下」との説明でした。地下街は様々なリスクがあります。広場は地続きで、中央通り・さくら通りとの一体的な再開発とすべきです。今、周辺に点在する個性的なショップとつながりを活かす視線・動線が必要です。

理由④文化交流施設のコンセプトが非現実的です。
巨大な吹き抜け、回り階段の書棚などは非実用的です。
集客施設として公会堂ホール移設を提案します。事業者が客席数等をマーケティングの上、整備する。市は現ホールの利用率6割程度の利用枠を買い取り、整備費用分を負担。買い取り分は市民枠として低料金で貸出し。事業者は、民間枠貸出しとテナント料などで維持管理費用を出す等の検討を提案します。

理由⑤再開発に参加しない地権者を無理に巻き込むことは問題です。巨大な再開発は時代遅れ。住民の思いを活かし、小さな再開発を連ねることで質の高いリノベーションが可能です。

 

(‥続きは以下の「ニュース」(PDFファイル)に掲載)


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