ニュース no.131 (2020.8.4)

今月のニュース  目次

◆7/31 臨時議会コロナ対策補正予算第6号可決
★補正予算第6号野村が代表質疑を担当
■8/3 総務委員会
◆7/30(木)国交省関東地方整備局は事業評価監視委員会を開催。東京外環道も対象。
◆7/9 三鷹市議会女性議員の会
◆7/21 財政研究会
◆7/25アンダーコントロールはどうなった?福島原発汚染水の現在(いま)
◆7/28 第2回サイレントスタンディングin三鷹

7/31 臨時議会コロナ対策補正予算第6号可決

★補正予算第6号野村が代表質疑を担当

問題①商品券、プレミアム50%は過大!6億5,302万円
販売額10億円にプレミアム分5億円を税金で補充。加えて、デジタル商品券の実証実験として7割をデジタルで発売。そのため事務経費が1億5,300万円と膨大となる。結果、国からのコロナ対策特別交付金7億円の7割以上の5億3,160万円を商品券事業につぎ込む。三鷹市内の消費喚起とはいえ、プレミアムは30%で十分だったのではないか。政策判断に疑問が残る。
デジタル商品券と紙商品券の両方をすることで、事務経費は倍になる。事業者も随意契約となり、受託業も限定。デジタルで買える人も限定され、いずれも公平性にも欠けるのではないか。

問題②どんぐり山施設暫定利用4,847万円
高齢者・障がい者で、家族がコロナウィルス陽性となったためケアを受けられず、自身は陰性である人で、他のサービス利用ができない方のショートステイとして活用。というが、在宅サービスを24時間入れて、自費分を市が負担するなどの方が当事者には安心できる。施設入所が必要なら、現在運営中の施設に危険手当を追加して依頼するなどの方が効率的。
費用の内訳はトイレ等の水回りやその他を修繕費500万円。社会福祉事業団に委託しヘルパー派遣等の2,400万円、水光熱費半年分845万円等。
使わないかもしれない施設の暫定利用のために国の臨時交付金4,659万円つぎ込むのは疑問。

課題③学校給食費6,7月分を半額免除
5,000万円余の予算。どうせなら全額免除を。この先さらに給食費無償化へ踏み出してほしい。

課題④住宅確保給付金増額1億736万円
過去3年間の平均は127件6,477万円の給付。2020年は4~6月3ヶ月間で2,861件1億4,423万円の支給見込みで差額を計上。国が要件緩和したためもあり急増したが、国3/4,市1/2の負担割合で、2,684万円は市の負担。担当窓口は7 月に1 人増員したが、今後のフォローアップが必要。
窓口が狭すぎることも指摘。

評価⑤保育士、ごみ収集者応援1,024万円
保育・子育て支援サービス従事者、ごみ収集業務従事者にクオカード5,000円を贈呈。

評価⑥避難所での感染対策7,786万円
屋根なし四角のテント式パーテーションを小中学校の体育館の面積に応じた必要数70~120張、防護服を各10セット等を購入し配布。

評価⑦中小企業経営継続支援1,969万円
・3~8月に創業した事業者に創業経費1/2(上限20万円)を支援。
・感染防止対策実施の中小事業者に、都補助の対象外となる少額の経費を1/2を補助(上限15万円)
・商工会経営相談窓口に中小企業診断士を増員。

課題★財源
12億4,300万円の財源は国からの新型コロナウィルス対応地方創生臨時交付金7億円他で9億円余。東京都からコロナ対策として1億5,850万。残りの不足分は、財政調整基金=貯金から1億8,400万円余を取り崩した。

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